理事長挨拶
神奈川県都市整備技術センターは、平成元年の設立以来、県内自治体等による都市基盤の整備や維持管理を支援するため、公共工事の設計積算・現場技術業務の受託、工事積算システムの提供、建設発生土受入地の整備運営などの事業を行ってまいりました。
また、橋りょう等の道路施設の点検や長寿命化修繕計画の立案、自治体の技術職員向けの講習会・研修会の開催など、さまざまな取組を通じて県や市町村のまちづくりを支えています。
そうした中、2025年1月に埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故では、急速に進むインフラ老朽化のリスクが改めて浮き彫りになりました。頻発化・激甚化する自然災害への備えも喫緊の課題となっており、自治体の技術職員不足の中にあって、国土強靭化の取組をさらに加速させることが求められています。
今後も、技術と信頼をもとに、「安全・安心で活力あるまちづくり」を支える公益法人として、インフラDXなど時代のニーズに応える取組も積極的に進めながら、質の高い業務の遂行に努めてまいります。
引き続き、皆様方のご指導、ご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
理事長 佐藤 亮一
